お知らせ

第27回 日本臨床エンブリオロジスト学会ワークショップ・学術大会開催のご挨拶②

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会も終了し、第27回日本臨床エンブリオロジスト学会ワークショップ・学術大会開催まで約4ヶ月となりました。新型コロナウイルスの新規感染者増加やデルタ株の猛威に不安なことは多々ありますが、一方、海外では新型コロナウイルスワクチン接種証明書の提示によって大型イベントやレストランでの食事も緩和されています。日本政府も、「ワクチン接種済みもしくは陰性証明を条件に、県をまたぐ旅行やイベント、飲食店での酒類提供を容認する内容で、ウィズコロナ時代の新たな指針」を示したとの報道もありました。パシフィコ横浜では、年内に5000人規模の大型学会も現地開催する方向で進めているとのことでした。
当学会のメインイベントの一つでありますワークショップの最大のメリットは、実際に機器に触れながら経験豊富な講師の技術を目の前で学べるということです。現地に行き、なかなか練習で用いることができない配偶子や胚を使って納得いくまで学び、疑問や不安を解消することで明日からの治療に大きく貢献できるものだと思っています。学術大会も基礎から最新トピックスまで幅広い内容となっていますので、今まで以上に知識を増やす絶好の場であると思います。コロナ禍でのイベント開催のあり方が模索されている中、このような実りある大会は現地開催することがベストであると考え、具体的に会期中の感染対策を考えております。
「より安心・安全な学会」を開催するために何をすべきか模索した結果、ワクチン接種証証明書の提示、大会当日の抗原検査のサービスなどを検討中でございます。詳細な内容については、随時ホームページでお伝えして参りますので、ご確認のほどよろしくお願い致します。参加希望者にとって合理的だと納得していただけるルールのもと、生で学べる安心・安全な大会を皆様とともに実現していきたいと思っております。

第27回 日本臨床エンブリオロジスト学会
ワークショップ・学術大会
大会長 家田 祥子
(みなとみらい夢クリニック 培養室長)

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